ストウブ鍋を買おうと思った時に、まず決めるのが大きさと形。
この記事では、ストウブの大きさ選びのポイントについてまとめました。

我が家のストウブは合計8つ!
大きさ別の使用感も紹介しています
ストウブの形については下の記事で詳しく語っていますので、よければご覧ください。
- ストウブを初めて買おうとしている人
- ストウブの大きさで迷っている人
- 実際の使用感を知りたい人
ここでひとつ、サイズ選びの前にお伝えしたい、重要なことがあります。
それはストウブに関しては「大は小を兼ねない!」ということ。
作りたい量に合った大きさのストウブを使うことが大切です。
なぜ「大は小を兼ねない」のか、その理由は3つあります。
理由1:大きすぎる鍋だと、調理に時間がかかる
ストウブは厚みのある鋳物ホーロー鍋なので、保温性、蓄熱性に大変優れています。



わかりやすく言うと、熱しにくく、冷めにくいのです
だからこそ食材にじっくり火が通り美味しくなるのですが、裏を返せば火が通るまで時間がかかる!
大きすぎる鍋では、調理に時間がかかる上に、余分な光熱費までかかっていく…
これでは日常使いなんて、したくなくなります



24cmラウンドでちょっとした副菜を作ろうとは、まず思いません
理由2:大きすぎる鍋は、アロマレインの効率も悪い
さらにストウブの魅力であるアロマレイン(食材の旨味を含む水分が、鍋内で循環すること)も、大きすぎる鍋では効率が下がります。



イメージとしては、スチームサウナが近いでしょうか
実際、オーバーサイズのラウンドで料理すると、蓋につく水滴が少なく、焦げてしまったこともありました。
理由3:大きいサイズは重くて洗いにくい
さらにストウブのデメリットは重いこと。
重さだけではなく、大きさも洗やすさに影響することが、ブレイザーと24cmラウンドの比較でわかりました。
ジャストサイズの鍋で作った方が、間違いなくおいしく仕上がります。
だから、いろいろな大きさのストウブがどんどん増えていくのです。



我が家は合計8つになり、夫にこれ以上買うなと止められています(笑)
そのため1つのストウブを何にでも使おうとするのではなく、用途に合わせた最適なストウブを買うことが大切なのです。
それでは、ストウブの大きさを考えるのに役立つ視点を順番に紹介します。
ストウブで何を作りたい?
ストウブの大きさを考えるポイントその1は、ストウブで何を作りたいのかということ。
- メイン料理
- 副菜
- ご飯を炊く
この分け方で分類すると、ストウブの大きさ選びが簡単にできます。
- メイン料理を作るには
-
煮込み料理、肉料理、煮物などとメイン料理を作るには、しっかり容量の入るストウブが必要です。
おすすめはラウンド20cm
- 副菜を作るには
-
野菜をちょっと蒸す、簡単な副菜を作るという場合には、適度な大きさのストウブがぴったり。
おすすめはラウンド16cm
- ご飯を炊くには
-
もちろんラウンドでもご飯を炊くことができますが、ご飯専用のストウブで炊く方がおいしいです。
ご飯専用ストウブのラ ココット DE GOHANがおすすめ
1合、2合、3合の3種類の大きさがあるので、食べる量に合わせて選んでください。
メイン、副菜ともにラウンドを紹介しているのですが、詳しくはこちらの記事をご覧ください。
料理を食べる人数は?
次にストウブの大きさを考えるポイントその2は、料理を食べる人数です。
一人暮らしの場合は、メイン料理を作る時に20cmだとやや多いので、一回り小さい18cmがおすすめです。



一人暮らしで18cmを1つ持っていると、メインにもサブにも使えて便利だと思います。
2人暮らしの場合だと、食べきりの量を作るのにぴったりかやや足りない位かと思います。
大人2人、未就学児2人の4人家族の我が家では、20cmが大活躍しています。
肉じゃがを作ったり、煮込み料理を作ったりするのに大活躍。
一食で食べきるにはちょっと多い位の量ができあがります。
副菜を作るには20cmは大きいので、16cmまたは18cmで作ります。



16cmと18cmの使い分けは、具の量が多いかどうかで考えています。
一度に作る量は?
ストウブの大きさ選びのポイントその3は、料理を一度にどれくらい作るかということです。
前述しましたが、4人家族の我が家で20cmで肉じゃがを作ると、
1食ではやや多いけど、2食分はないかなぁという位の量ができあがります。
2食分や3食分を一気に作りたいという場合は、20cmよりも大きなストウブが必要になってきます。
22cmまたは24cmが視野に入ってくると思います。
我が家では22cmを持っていませんが、メインは20cm、たっぷり作るならブレイザーとなくても十分対応できるのです。
ちょっと大きくて中途半端な22cmを購入する時は、本当に必要かどうかを考えたうえでの購入をおすすめします。
ブレイザーのすすめ
大きいサイズのストウブを検討している人におすすめなのが、万能に活躍するブレイザー24cm。
我が家では24cmサイズはブレイザーとラウンドを持っていますが、活躍しているのはブレイザー。
- 野菜を何種類も蒸す
- 玉ねぎステーキを作る
- すき焼き
- 煮込みハンバーグ
- チキンピラフ
- グラタン
などと、大物使いに重宝しています。
そのためラウンド24㎝はめったに使いません…冬の鍋で年に数回の登場。
24cmのラウンドは、公式サイトによると4.6kgの重さ。
使い終わった後に手洗いする時にとっても重い。重いので、あまり使われずに棚で眠っています。



ブレイザーは4.2kg
400gの差ですが、形状の違いもあるためか、ブレイザーはそこまで重く感じません。
ブレイザーに関しては、こちらの記事を参考ください。
子どもの成長につれてストウブも見直しを
我が家の子どもは未就学児2人。だんだん大きくなるにつれて、食べる量も増えてきました。
これが、小学校、中学校と進むともっともっと食べるようになります。
ストウブの大きさも、子どもの成長とともに見直していく必要がありそうです。
特に、炊飯器の故障をきっかけに、炊飯器なし生活をしているので、ラ ココット DE GOHANのLサイズが欲しいなぁと密かに思っています。



今は3合以上を炊く時は、20cmで炊くのですが、やっぱりご飯専用で炊くのが一番おいしいんですよね。
まとめ
この記事では、ストウブの大きさを選ぶ時のポイントについてまとめてきました。
いろいろな視点で大きさ選びを見てきましたが、それは
ストウブはハレの日の鍋ではなく普段使いしてほしいお鍋だから
とっておきのお鍋にしておくには、もったいない。
日常使いにもハレの日にもぴったりな素敵なお鍋、それがストウブの良さです。



ぴったりの大きさを選んで、ストウブ毎日使ってくださいね。
ラウンドとオーバルの選び方については、こちらをどうぞ。
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